茨城県|TAX神栖店

平日にも関わらず客足が途絶えない店舗

「ニッパチ(2月と8月)は客足が落ちる」というのが、客商売の定説。

ところが、この俗説を疑いたくなるほど好評な中古車販売店が、茨城県と千葉県の県境、茨城県神栖市にありました。

TAX 神栖店(有限会社ワンオーナー)を訪れたのは、とある8月の午前9時。

気温が30℃を超える平日の午前中にもかかわらず、店舗内の商談スペースには複数組みのお客さんが作業終了を待っており、その後2時間余り、来店者は次々と入れ替わり、客足は途絶えることがありませんでした。

顧客に気さくに声をかける今郡(いまごおり)幸夫社長にお話を伺いました。

顧客数8,000名のTAX神栖店。

オイル交換を武器に顧客の再来店に成果を上げている今郡社長に、顧客の囲い込みについて話を聞きました。

「お恥ずかしい話ですが、いまは特別にお話しできるようなことはやっていないんですよ。

TAXの集まりで情報交換しても、クルマを買っていただいたお客さんをいかにフォローしていくかにみなさんご苦労されているという話を聞いて勉強になりますし、ウチもゆくゆくはコーティング、ETCなどのサービスを盛り込んだメンテナンス・パックなどの新しいメニューを検討していかなければならないかなと考えています。

車検に関しては、販売したお客さんの6割ほど年間1200件ほど受注しています。

対応するために、オイルピット1基、リフト3基、ほかにオイル交換専用のピット、検査ラインを揃えています。代車も80 台ほど用意しています。

車検の案内については、2ヵ月前と車検当月にDM送付と営業が電話でフォローする程度です。

実はコールセンターを使った車検案内サービスをやったこともありましたが、1年で辞めました。スタッフ皆と相談して、知らない女性から連絡するのではなく、ウチのやり方でいこうと決めました。」

と、コミュニケーションを大切にする姿勢を強調されていました。

「法人名を『ワンオーナー』としたように、最初から高年式車を中核に商売をやろうと思っていました。

低年式車両に比べ、高年式車両にはメーカー保証も残っていて、大きなトラブルが起こる可能性は低いわけですが、お客さんに対しては、自分が売ったクルマは最後まで面倒を見る。

売った以上は責任があるんだから、売りっぱなしにしないという方針を徹底してきました。

おかげさまで紹介についても『あの社長は相談に乗ってもらえるから、行ってみな』と言っていただけることが多く、紹介客が6 割くらいを占めた月もあります。

トヨタ系ディーラーに獲られてしまったお客さんが、紹介を通じて再び戻ってきたこともありました」

TAX加盟のきっかけと御社にとってのメリットは何でしょうか。

「在庫車のうち、目玉コーナーとして軽の未使用車を据えました。

広告を打てば面白いように売れましたが、そのうち軽未使用車の専門店が増えると、仕入れをどう確保するかが課題となりました。

お客さんからの『軽以外の未使用車を』というリクエストに何とかして応じてあげたいと思い、平成20年、TAXに加盟しました。

業績的にいきづまっていたわけではなかったので、お誘いを受けてから実際に加盟するまで迷う時期がありましたが、入ったメリットは大きかったです。

日産車をはじめ、新古車をいい条件で台数を確保できるという仕入れの利点が、最大の利点です。

本部を通じて安く仕入れられる分、1 台当たりの利益も大きくなります。

乗用車以外でも、『いすゞのトラックをなんとかできないか』という要望にも、応えることができました。

また、東日本大震災の直後、仕入れの確保を含めた相談に乗ってもらえたことは大変助かりました。

茨城県支部には10店舗が加盟していますが、支部会議でも積極的な意見交換がされていて、そうした情報交換が次の戦略を考えるうえで役に立っています。

ウチのように1店舗だけの営業で日々目の前のお客さんの応対に追われてしまう状態だと、どうしても情報不足に陥ってしまいます。

今回の消費税増税後に、売りモノが確保できず失敗したことを教訓にしたいです」

今郡社長、貴重なご意見ありがとうございました。

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