レボーグマイナーチェンジ!新アイサイト導入他、レヴォーグまとめ

国内向け専用モデルとして開発されたスポーツワゴン「レヴォーグ」は、これまで2014年度グッドデザイン賞受賞、先進安全車プラス選定など、これまで輝かしい実績を残してきました。今夏のマイナーチェンジでさらなる進化が期待されるレヴォーグですが、そもそもどのような特徴を持った車でしょうか?

今回は、レヴォーグのさまざまな面にスポットをあて、マイナーチェンジで進化するポイントなども含め、その魅力に迫ります。

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◆レヴォーグ開発の背景

レヴォーグ
かつて、国内市場におけるスバルのシンボルカーと言えばレガシィでした。

4WDの安定した走行性能と、力強いドライビングを実現する水平対向エンジンで、スポーツセダンとしての独自のポジションを確立。年間8万台の販売台数を記録するなど、低迷を続ける日本の自動車市場を牽引する存在として注目を集めました。
それでも国内自動車市場の縮小と、グローバル化の流れは止まらず、やがてスバルも北米に開発の拠点を移します。

米国で流通する以上、レガシィのサイズや衝突安全性能も、米国基準に沿って開発を進めなければなりません。国内市場のプライオリティが下がった結果、国内のレガシィ販売台数は最盛期と比べ、年間4分の1まで減少してしまいました。

このままでは国内にいる車ファンの“スバル離れ”が加速する。その危機感から、国内向け専用モデルとして投入されたのが、レヴォーグです。
レガシィの後継モデルとして登場したレヴォーグの販売は当初、国内市場に限定されたものの、ステーションワゴンの需要が高い欧州市場でも売り出されるようになり、今では台湾、シンガポール、フィリピンなど、徐々に販路を広げつつあります。

◆グレード別にタイプの異なるエンジン

◎1.6Lエンジン

最大の特徴は、レヴォーグ仕様として開発された1.6Lの直噴ターボ水平対向エンジンです。
いわゆるダウンサイジングターボエンジンで、従来の燃料加給タイプではなく、シリンダー内のガソリンを限定的に抑え、空気加給でバランスをとることで、省エネ走行を実現するのが狙い。このエンジンで1タンク1,000㎞の走行が可能という極めて省エネにすぐれたエンジンです。

小排気量でありながら、最高出力125KW、最大トルク250N・mの高い動力性能を有し、快適なストップ&ゴーを実現。高速道路ICから本線への進入もスムーズにやりこなせます。

さらに注目すべきは、ターボエンジンでありながらレギュラー給油OKという経済性。これにより、レガシィやインプレッサなどが抱えた燃費性能という欠点を克服できたと言えます。

◎2.0Lエンジン

レヴォーグのエンジンには、1.6Lに加え、2.0Lタイプも存在します。
最高出力221KW、最大トルク400Nと、1.6Lタイプをさらに進化させた回転力で、次元の異なるハイグレードな走りを堪能できます。噴射制御システムと充電制御技術を導入し、エコにも配慮。時代のニーズに対応した魅力あるエンジンです。

◆特別装備で進化を遂げたレヴォーグ


2014年6月に販売がスタートしたレヴォーグは、新しいタイプのスポーツワゴンとして市場に受け入れられ、「2014年度グッドデザイン賞」や「2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカー」に選出されるなど、あらゆる面で高い評価を受けています。その後、特別装備などの工夫がなされ、グレードチェンジした特別仕様車が発表されました。

◎2015年1月 1.6GT EyeSight S-style

1.6GT EyeSightをベースに、シルバー舗装の18インチアルミホイール、LEDロービームやハロゲンハイビームヘッドランプ、運転席8ウェイトパワーシートなど上級装備を追加したモデル。
高級仕様ながら値段もお買い得となっています。

◎2015年6月 「Proud Edition」シリーズをレヴォーグに設定

「先進安全車プラス」の獲得を記念して売り出された「Proud Edition」シリーズをレヴォーグにも設定。
同シリーズ向けのレヴォーグには、クリアビューバックや17インチアルミホイール、LEDヘッドランプ、運転席8ウェイパワーシートなどの装備が追加されています。

◎2016年12月 1.6GT EyeSight Smart Edition販売スタート

1.6GT EyeSightをベースに、アドバンスセイフティパッケージや運転席8ウェイトパワーシート、アルミパッド付きスポーツペダルを標準装備としています。
上級車向け装備であるLEDヘッドランプ、メッキ加飾フロントグリルなども追加。先進性と安全性、スポーツ性能をより追求した高級モデルです。

◆運転支援システム・アイサイトの導入

スバルの独自技術によって生み出された運転支援システムのアイサイト。
現行タイプはver3で、レヴォーグのほか、インプレッサやXVなどにも搭載されています。さらにバージョンアップしたアイサイトが、今夏にマイナーチェンジ予定の新型レヴォーグに搭載される予定です。

◎左右ふたつのカメラで危険を認識

アイサイトの安全機能
アイサイトの安全機能を支えるのが、左右ふたつ搭載されたステレオカメラ。これらは人間の目と同じように立体的に状況を把握でき、車だけでなく歩行者や自転車なども識別できます。相手との距離感や移動速度を認識し、自動ブレーキ制御機能を稼動して事故を防ぐすぐれたシステムです。

◎アイサイト5つの機能

・プリクラッシュブレーキ
衝突リスクを一早くキャッチし、ドライバーに知らせます。回避操作などドライバーの反応が見られない場合はブレーキ制御を行い、自動減速または停止させます。

・全車速追従機能付きクルーズコントロール
先行車の停止に合わせ、ブレーキ制御で減速、停止させるシステム。高速道路での渋滞走行や長時間運転をサポートします。

アクティブブレーンキープ
アクティブブレーンキープ
走行車線の枠内を認識し、ラインからはみ出るようであればステアリング操作をアシストして車線内運転へと誘導します。長時間運転で疲労のたまったドライバーの負担軽減につながります。

AT誤発進抑制制御
障害物を検知し、誤発進とおぼしき動作をシステムが感知し、警報音で危険を知らせる安全装置です。それと同時にエンジン出力を抑制し、発進の暴走に歯止めをかけます。

警報&お知らせ機能
車両のふらつきや車線のはみ出しを検知、警報音を出して危険を知らせる機能です。居眠り運転による事故防止につながります。

◎今夏レヴォーグに新型アイサイトが導入予定

2017年夏にマイナーチェンジ予定のレヴォーグには、アイサイトver4(仮)が搭載されます。現時点で発表されているアイサイトバーション4の新機能は、上記で挙げた5つの機能に加え、さらにバージョンアップした機能が追加予定です。

たとえば、アイサイトver3に搭載されているアクティブブレーンキープは、65㎞/h以上のスピードを出している状態のみ、作動可能でした。これが時速0㎞から対応可能となり、高速走行だけでなく、渋滞時の事故リスク軽減につながることが期待されます。

◆レボーグはマイナーチェンジでどう変わるのか。

レヴォーグは、2017年8月頃をめどに、D型にマイナーチェンジする予定です。今夏にマイナーチェンジされるレヴォーグの最大の目玉はさきほどご紹介したアイサイトver4ですが、そのほかにもドライビングやインテリアの面での進化が期待されます。

◎走行性能の向上

吸音材の使用対象を広げ、なおかつガラス板を厚くすることで騒音や振動を大幅に軽減。また、電動パワーステアリングの設計変更により、運転の快適性と操舵フィーリングが格段に向上しそうです。
そのほか、乗り心地やブレーキ性能も向上しそうですので、高級スポーツワゴンとしての安全かつ快適な走りが実現できるでしょう。

◎インテリアデザイン

リアシートが現行の6:4分割から、4:2:4分割に変更予定。使わない座席を倒して収納スペースに使用できるなど、用途に合わせてフレキシブルな活用が可能です。
そのほか、ピアノブラックパーツの追加や、センタモニターサイズの拡大など、細部にわたってグレードアップや装備の追加がなされています。現行モデルの上を行く乗り心地に今から期待したいですね。

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